9月22日に開催された技術書典7 にサークル参加しました。 前回の技術書典6 から続いて2度めの参加です。
前回は「はじめて本を出してみて、楽しかった(つらかった)こと」を色々書きましたが今回は2回めということもあって、前回との比較や数値を中心にみていきます。
今回出した本
新刊として 「よくわかるgRPC」を頒布しました。(現在でもBOOTHで電子版を販売中です!)
詳細については、頒布物概要のページ や BOOTHで公開中の無料お試し版 を見ていただけるとわかるとおもいます。
なぜgRPCの本を書いたか
趣味でも仕事でもGCPを使う機会が増えてきて、GCP関連のコードを読む機会が増えました。 そこで気づいたことが、GCPでは REST API の他に gRPC API が提供されていることが多いということです。
REST API は長らくWebアプリの世界で使われていて実装も大抵わかるのですが、gRPCはどのような実装になっているのか完全に謎という状態でした。 ネット上でgRPCについての記事を調べると結構ヒットはするのですが、「少し試してみました」という記事が多く内部的にどうなっているかの説明はあまり見つかりませんでした。 ということで、「なければ自分で書けばいい!」 という思い立ちでgRPC本を書くことを決めました。
被チェック数
最終的な被チェック数は 335 。前回(技術書典6)では 264 だったので、前回より多めです。 チェック数の推移も記録しましたが、推移の傾向は前回とだいたい同じでした。
当日の頒布数
当日の頒布数は 約280 (gRPC本が 260、GAE本が 20ほど)でした。前回は200ちょっとだったので、前回より売れてます!
技術書典公式アカウントの速報値によると、前回よりも来場者数は少なかったようなので gRPC を学ぶ需要が高かったのかな?という感触です。
デザインと絵
ブックデザインは前回と同じくむみむみ探検隊(^O^)さんにやっていただきました。毎回めちゃいい感じのデザインをしてくれて大変ありがたいです。
前回から変えた点は、表紙に使うイラストはラフの段階でなるべく早くデザイナーさんに渡す というところです。 イラストが下描き状態でも配置などのレイアウトを考えることは十分できます。また、下描きであればまだ大きな方向修正が間に合う段階 なので、「デザイン的にポーズをもっと変えたほうがよさそう」などにも対応できます*1。
なので、できるだけ早くデザインの作業ができるように、下描きでもいいので早め早めに渡しておくのが大事だと思いました。
お礼
大学の友人である id:silverbirder180 君が今回の技術書典7 に出展してくれたのはうれしかったです。前回の技術書典6のあとに「本を書くのたのしいよ!」って宣伝したかいがあったなとおもいます。 技術書を書く人をどんどんふやしていきたいですね!
また、最近同僚になった id:go_vargo さんも技術書典6 から本を出していて似た境遇だったので色々と相談できてたいへん頼もしかったです。
そして前回から引き続きレビューしてくれた id:Mitu217 さん、当日手伝ってくれた @yayaegaki さんにも大感謝です。
*1:実際他のポーズにする案もあったのですが、castaneai が手を描くのが苦手すぎて時間的に間に合わず手を隠すポーズのままとなりました・・精進します・・