Kustomizeには ConfigMapGenerator, SecretGenerator という機能がある。 これを使うと、yamlの定義からconfigMap(またはsecrets)を自動生成してくれる1。 たとえば、kustomization.yaml にconfigMapGeneratorの定義で the-map という名前のconfigMapを作…
PuppeteerはJavascript内でGoogle Chrome(のようなもの)を起動できるすごいツールで ブラウザを使って手動でやっていた面倒な作業が自動化できたりする。 しかし、実装ミスやサイトの仕様で特定の要素が現れるのを待機したまま止まってしまい、タイムアウ…
この記事はGoogle Cloud + Gaming Advent Calendar 2020 13日目の記事です。 Googleからゲームのマッチング用フレームワークであるOpen Matchがリリースされた。 このOpen MatchはKubernetes環境で動作することで現代のCloud Nativeな環境に適した構成となっ…
Goで並列に動くものをテストしたいとき、順序を一定に保つためにchannelをよく使う。 しかし、実装を間違えるといつまでもchannelの送受信が終わらずに無限に待ち続けてテストが止まることがある。 あちこちでchannelの送受信をしていると、どこで止まったの…
クリップボードの画像を楽にリサイズして、リサイズ後の画像をコピーし直すツールを作った。 GitHub - castaneai/relights: Simple clipboard image resizer きっかけ Macでスクリーンショットを撮ってブログに貼り付けたい場合、Cmd + Shift + 4を使って指…
PulseAudioの32bit版(i386 build)をDockerで動かそうとするも、うまく動かなくて苦労したので書き残しておく。 TL;DR dokcer run のオプションに --security-opt seccomp=unconfined をつけたら解決する ただし、セキュリティ理由の制限を外すことになるの…
あるとき、ネット上でこんな事件の噂を発見した。 『みずいろ』 HDDフォーマット 事件 エロゲー業界を彩る悲惨な事件は数多あれど、威力と内容を考えて4番を張れるものといえば、やはりこれだろう。2001年、ねこねこそふとから発売された『みずいろ』初回ロ…
プロセスが呼び出している特定のWindows APIのログを取りたい場合、fridaというツールが便利。 fridaは次のような特徴がある。 Windowsだけでなく、Linux/Macにも対応している トレース対象の関数の引数や返り値をJavascriptで制御できる 引数や返り値を書き…
Agones を使って開発をしている最中、Agonesの細かな挙動についてテストしたくなる時があった。 Agonesはクイックスタート的な小さなサーバーでも動かすのに結構な手間が必要で、パラメータを少しずつ変えながら意図した挙動になっているかチェックする…とい…
Goの標準パッケージには sync.Pool というものが用意されている。 これは、一度生成したものを使い回すような最適化を可能にするもので、 Pool.Newに生成処理を書くとGet() でプールから取得、Put() でプールへ返却ができる。 sync.Poolを使うことで700%(!)…
Googleが Agones というプロジェクトを進めている。 また、Google Cloud Game ServersというGoogle Cloud上でAgonesを管理できるサービスを発表したことで話題になった。 このAgonesというプロジェクトが何をするもので、何をしないものなのか? 公式サイト…
Scrapbox、いろいろな用途につかえて便利だが、Scrapboxには書き込みAPIがない。 実はこれは今後実装予定とかでもなくて、Scrapboxの思想に合わないので、実装されていない ということらしい。 APIでページを作成・更新したい - Scrapboxへの要望 この思想が…
サーバーのプログラムを書いてると、Graceful Shutdown という単語をときどき目にする。 直訳すると「優雅な終了処理」。美しい響き。 サーバーを停止する際は、一瞬で全部止めるのではなく、適切な手順を踏んできれいに停止しましょうということみたい。 し…
Goでは、パッケージの循環参照が禁止されている。 循環参照というのは、パッケージAとBがお互いに参照しあってるという状態だ。 循環参照を持ったままビルドすると、次のエラーが出て失敗する。 import cycle not allowed なぜ循環参照が禁止されているのか …
P2Pベースで低遅延で映像や音声を送れるWebRTCという技術がある。 映像というのは目に見えるものなので、コードを書いて映像が動くとテンション上がる。 しかし、その分映像や音声データの取り扱いはむずかしい。 WebRTCもそうで、「へぇ〜こんなことができ…